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2013年度秋季研究会(共催)のお知らせ【更新2013.11.7】

拝啓 秋涼の候、みなさまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 12月8日に開催されます、2013年度の秋季研究会につきまして、御連絡申し上げます。
 なお、今年度の秋季研究会は、国立台北大学人文学院・立教大学経済学部主催の国際学術シンポジウム「植民地台湾の社会資本と流通」に共催する形で実施いたします。
 詳細についてのお問い合わせは主催団体(下記)にお願いいたします。
 研究会終了後は懇親会を予定しておりますので、ご出席いただければ幸いです。【会費4000円】
 また、会員でない方の参加も歓迎します。
 お知り合いの研究者や大学院生などにもご紹介いただければと思います。

 よろしくお願いいたします。

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■日時/12月8日(日)10:00~17:00(開場は9:30~)
■場所/立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3F 多目的ホール(下記の地図を御参照下さい)

■趣旨
 本シンポジウムでは、植民地台湾における社会資本と流通システムの拡充に焦点を当て、台湾経済に内在した植民地的特質と市場経済の重層構造を市場性の観点から多角的に検討する。こうした検討を通して、台湾経済に埋め込まれた植民地性の意味を新たな視角から再検討する。

■プログラム
10:00-10:20 開会式辞
     司会:岡部桂史(南山大学経営学部准教授)
  主催者挨拶 郭洋春(立教大学経済学部長)
  主催者挨拶 劉慶剛(国立台北大学人文学院長)
  趣旨説明  須永徳武(立教大学経済学部教授)

10:20-11:50 第Ⅰ部 植民地台湾の社会資本
     司会:齊藤直(フェリス女学院大学国際交流学部准教授)
  報告1 林采成(ソウル大学校日本研究所副教授)
     「植民地台湾における鉄道業の展開とその特徴:推計と実態」
  報告2 竹内祐介(立教大学経済学部助教)
     「鉄道貨物の「島内輸送」と建設資材流通」
  報告3 渡邉恵一(駒澤大学経済学部教授)
     「台湾における糖業鉄道の成立―第一次大戦期までを中心に―」

―昼食・休憩―

12:50-13:50 第Ⅱ部 植民地台湾の流通
     司会:谷ヶ城秀吉(名城大学経済学部准教授)
  報告1 島西智輝(香川大学経済学部准教授)
     「近代東アジア石炭市場の拡大と台湾石炭産業の発展」
  報告2 大島久幸(高千穂大学経営学部教授)
     「1930年代における小運送業の展開」

13:50-14:50 第Ⅲ部 官と民の交錯
     司会:湊照宏(大阪産業大学経済学部准教授)
  報告1 平井健介(甲南大学経済学部専任講師)
     「1910年代における製糖業の展開と殖産政策
                 ―『製糖会社農事主任会議』を中心に―」
  報告2 蔡龍保(国立台北大学人文学院副教授)
     「産官連携下における植民地経営
       ―日本統治前期鹿島組の在台活動を事例として(1899-1926)―」

15:10-17:00 コメント・総括討論
     司会:岡部桂史(南山大学経営学部准教授)
  コメント1 西洋経済史の視点から : 竹内幸雄(日本大学商学部教授)
  コメント2 アジア経済史の視点から : 神田さやこ(慶應義塾大学経済学部教授)
  コメント3 日本経済史の視点から : 石井寛治(東京大学経済学部名誉教授)
  総括討論

閉会式辞 老川慶喜(立教大学経済学部教授)

■問い合わせ先
〒171-8501  東京都豊島区西池袋3-34-1 立教大学経済研究所
TEL:03-3985-4121
E-MAIL rie[at]rikkyo.ac.jp([at]を@に変えてお送りください)

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by sjcs | 2013-10-09 12:17 | →全国大会・研究会

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