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日本植民地研究会編『日本植民地研究の現状と課題』(アテネ社、2008、3780円)発刊のお知らせ

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近年、植民地に関する研究はポストコロニアル研究や帝国研究の高まりの中で、かつてない多様性を生み出している。
 2006年6月の第14回日本植民地研究大会の成果を下にして、大幅に新しい内容を加えた本書では、戦前の「大日本帝国」における公式・非公式帝国の各植民地(朝鮮、台湾、樺太、南洋群島、満州)ごとの研究の現状を明らかにするのみならず、「帝国主義論」や「ポストコロニアル研究や帝国研究」といった研究視覚の変遷をも踏まえて、今後の日本植民地研究のあるべき方向性を提示していきたい。

第1章 帝国主義論と植民地研究(岡部牧夫)
第2章 ポストコロニアリズムと帝国史研究(戸邉秀明)
第3章 朝鮮(三ツ井崇)
第4章 台湾(谷ヶ城秀吉)
第5章 樺太(竹野学)
第6章 南洋群島(千住一)
第7章 満州(山本裕)

by sjcs | 2009-09-28 16:48 | →刊行物・会員著書

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