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日本植民地研究会共催 研究会開催のお知らせ

 拝啓 初冬の候、みなさまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 以下の要領で日本植民地研究会が共催致します、研究会につきまして、開催の御連絡を申し上げます。
 研究会終了後は懇親会を予定しておりますので,ご出席いただければ幸いです。
 また、会員でない方の参加も歓迎します。
 お知り合いの研究者や大学院生などにもご紹介いただければと思います。

・日本植民地研究会共催・「北東アジアにおける帝国のプレゼンスと地域社会」研究会
・日程:2013年1月13日(日)13:30~17:00 
・場所:立教大学池袋キャンパス本館2階 1203教室(下記の地図を御参照下さい)

・趣旨説明 13:30-13:35 白木沢旭児(北海道大学)

・報告1:13:35-14:20
 劉含発(山形大学兼任講師)「日本人「開拓団」の入植による中国人の被害」

・報告2:14:20-15:05
 寺林伸明(北海道開拓記念館)「「満洲開拓団」の日中関係者に見る“五族協和”
の実態」

・休憩:15:05-15:15

・報告3:15:15-16:00
 辻弘範(北海学園大学)「在朝日本人の記憶と記録」

・質疑応答:16:00-17:00

<主催>
科研費基盤研究(B)「北東アジアにおける帝国のプレゼンスと地域社会」(研究代表者:白木沢旭児)

<趣旨説明>
 北海道在住の近代史研究者を中心に科研費基盤研究(B)「日中戦争下の中国東北農民と日本人「開拓団」との関係史、および残留帰国者の研究」(研究代表者:寺林伸明、平成18年度~21年度)という共同研究を行ってきました。本共同研究では、北海道民の満洲移民に着目し、日本人「開拓団」関係者、中国在住の「開拓団」所在地の現在の住民、残留帰国者など多数の方々に直接面会してインタビューを積み重ねてきました。その研究成果は、今年度末に研究成果報告書として刊行される予定です(別に科研費の出版助成も申請中)。
 昨年度からは、上記の科研を受け継ぐ形で、対象地域を朝鮮、樺太にも広げて基盤研究(B)「北東アジアにおける帝国のプレゼンスと地域社会」が開始され、今回の研究会はこちらの科研が主催となっております。
 今回の研究会はこれまで取り組んできた満洲移民に関する共同研究の成果2本と、今後、科研で取り上げる植民地朝鮮に関する研究報告1本です。これまでは札幌で集まっておりましたが、関東在住のみなさまのご批判も乞うべく東京にて開催させていただきました。
 日本植民地研究会のみなさまに厚く御礼申し上げます。
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by sjcs | 2012-12-04 13:30 | →研究会のご案内

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