第19回全国研究大会のお知らせ

拝啓 春暖の候、みなさまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

以下の要領で2011年度の全国研究会を開催いたします。
研究会終了後は懇親会を予定しておりますので、ご出席いただければ幸いです。
また、会員でない方の参加も歓迎します。
お知り合いの研究者や大学院生などにもご紹介いただければと思います。
よろしくお願いいたします。

日時/7月3日(日)9:30~18:00
場所/立教大学太刀川記念館3階多目的ホール
費用/2011年度会費:¥4,000(会員)
     大会資料費:¥1,000(非会員のみ)
     懇親会費:¥6,000(但し、非専任職・大学院生は、¥3,000)

9:30 受付開始

【自由論題】
報告1 10:00-10:50
    宮内 彩希(北海道大学・院)
   「1910年代朝鮮総督府による『迷信打破』政策」
    司会/三ツ井 崇(東京大学)
報告2 10:50-11:40
    森 亜紀子(京都大学・院)
   「委任統治期南洋群島に暮らした沖縄出身移民
          ―世代・性別ごとにみる経験の多様性と全体像―」
    司会/今泉 裕美子(法政大学)

11:40-12:30 会員総会
12:30-13:30 休憩

【共通論題】「『大東亜共栄圏』構想の矛盾と破綻―広域圏問題の視点から―」
司会/須永 徳武(立教大学)

(趣旨)
 日本は、1941年12月の対米開戦を機に、東南アジアへの侵攻を開始し、翌年半ばまでにその大部分を占領した。そして、中国戦線とあわせて「大東亜共栄圏」建設のスローガンを掲げて、諸政策を実施した。
 これまでの「大東亜共栄圏」の研究については、その実態面に関心が集中し、実際には物資の逼迫やハイパーインフレ、強圧的な支配など、スローガンに掲げた理想とはほど遠い現実について解明が進められてきた。今回の共通論題報告では、こうした諸成果をふまえながらも、日本が勢力圏とした「大東亜共栄圏」について、「広域圏」運営という視点から、いかに構想し、またその構想ゆえに現実にどのような矛盾や問題を抱えたのか、という点を検討してみたい。
 「大東亜共栄圏」という範囲は、それまで日本が維持していた植民地帝国からさらに広く、東南アジアという「日満支」とも決定的に「異質」な「民族」を取り込まなくてはならなかった「広域圏」であり、その運営にはこれまでと異なった課題や方法が求められた。また、世界大戦下にあって、この勢力圏を自給自足圏として考える必要もあった。こうした諸課題に、日本の政策担当者などは、どのように対応し、どのような構想を立案しようとしたのであろうか。戦局の悪化という状況を除いても、実は、その構想には多くの矛盾や問題が存在していた。まずは、それらの問題を明らかにしたい。それらは日本国内で課題となっていた様々な政策構想の矛盾・対立と関連していた。さらに、一方で「広域圏」という現実に対峙していくなかでも、問題や相克が拡大していた。本共通論題では、「広域圏」運営構想が持つ諸問題・矛盾を、日本国内、実際の現地体験という二つの位置から検討を加えていきたい。

代表委員挨拶 13:30-13:35 井村 哲郎(国際日本文化研究センター)
問題提起    13:35-13:45 安達 宏昭(東北大学)

報告1 13:45-14:25
    安達 宏昭(東北大学)
   「錯綜する『大東亜経済建設』構想」
報告2 14:25-15:05
    高岡 裕之(関西学院大学)
   「『大東亜建設』構想と人口・民族政策」

休憩 15:05-15:20

報告3 15:20-16:00
    河西 晃祐(東北学院大学)
   「"他者"との遭遇―『大東亜共栄圏』における異文化体験の相克―」

コメント1 16:00-16:15
    戸邉 秀明(東京経済大学)
コメント2 16:15-16:30
    奈須 恵子(立教大学)

討論 16:30-18:00

懇親会 18:30-20:30 夜来香 FORMOSA 池袋店 TEL 03-3590-2773   

■問い合わせ先
〒171-8501  東京都豊島区西池袋3-34-1 立教大学経済学部 谷ヶ城秀吉
TEL (03)3985-4115   FAX (03)3985-4096
E-MAIL h-yagashiro[at]rikkyo.ac.jp([at]を@に変えてお送りください)
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by sjcs | 2011-04-14 15:55 | →全国大会・研究会

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